先日11月14日は、紀南文化会館にて「発達障害への新たな支援~変わらないもの・変わっていくもの~」と題して、浜松医科大の杉山登志郎先生の講演を聞きに行ってきました。
そもそもなぜ、この公演を聞きに行ったのか・・・ 数年前に息子がASDと診断されたことがきっかけです。最近では10人に一人の割合で、発達障害(発達凸凹)を抱えた人がいるとも言われていますね。
「変わった子(人)やな」と引かれたり、「こんなことくらい、言わなくても当然わかっているだろう」ということが分かっていなくて叱られたり・・・ 発達の凸凹を抱える当事者は、一生懸命にやろうとすればするほど傷ついて、自分に自信がなくなってしまいます。
学校に上がれば、いじめられるなどの問題も加わってくるので、家族も自分の子育ての仕方を責めたり、心身ともにへとへとになってしまいます。
杉山先生もお話ししておられましたが、発達の凸凹をかかえて育つと、叱責されたり、過度の躾に走ったり、最悪の場合虐待される、といったことも増えてきているようです。それを回避するためにはやはり「早期の診断」だそうです。我が家も、もっと早く気付いていれば、鬼の形相で叱ったり(本当に!)、いじめられたり、余計な傷を受けなくてもすんだのに!と思うと、息子には申し訳ない気持ちでいっぱいになります。後悔してもし切れませんね。
当院では、このような 発達に凸凹をかかえる子ども・大人の方への「原始反射の統合」セッションを行うことができます。発達支援コーチ初級資格・中級修了資格 のある院長がセッションいたします。
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